
あなたは自分に自信がありますか?
誰でも弱い部分や苦手なこと、向いていないこと等ありますね。
ゴルフは難しくて、なかなか上達しません。
一生懸命練習していても、なかなか成果が出ないと、
「もしかしたら自分は、ゴルフには向いていないかも!?」
と思ってしまうこともあります。
私もかつて研修生だったころは、ありとあらゆる事を試しても安定して上手く打てず、本当にゴルフが嫌になった時がありました。
そこであきらめて、ゴルフの道から外れていたら、今こうしてあなたに文章を読んでいただくことも無かったでしょうね。。
上達するには、「自分にはできる」と思って「できるまで挑戦し続ける」ことが必要ですが、それには「できる」と思える根拠、すなわち自分に対する「自信」を持っているか、あるいは何も考えずにやり続けられる状態「失敗しても深く考えない」楽天的思考のどちらかがあると、良いものです。
楽天的に考えられる人は、失敗を気にしないので、継続さえしていれば、いつか上手くなります。ただし、正しいレールに乗っていたらですが。
楽天的に考えられない性格の場合、自信がないと、どこかで継続力が無くなってしまいがちです。
もともとご自分に自信があるならば、練習の方法を大きく間違えない限りは継続していく力を持ち続けられるでしょう。
もしあなたが、ご自分に自信がないのであれば、
小さな成功を積み重ねるところから始めてみましょう。
例えば、アプローチに自信がないのであれば、
まずは、パターでアプローチをしてみる。
さすがに転がすことはできます。
でも、グリーンの外からだと距離感が合いません。
しかし、アプローチ練習場などで何度も何度もやっていれば、そのうち距離感が出てきます。
そうなれば、「パターでもある程度寄せられる」という自信がついてきます。
これが自信を持てるようになるためのステップです。
成功を積み重ねるのです。
それはどんな些細で小さなことでもよいのです。
パターができるならば、次はFWやUTで転がしてみましょう。
それができたら、次は5番、7番、9番、PWとロフトを少しづつ寝かせて行きましょう。
おそらくPWかそれを超えて50度前後のロフトのクラブからは、ミスが急激に増えてきます。
ロフトが立ったクラブは、ミスがほぼトップです。
そもそも低く出て転がるショットを打っている状態の時にトップが出ても、大勢には
影響ないくらいのミスで済むのです。
ですから、転がし気味のショットでは「これはダメだ!」という風にはなりずらいので、自信を失わなくてすみます。
クラブがウェッジになった途端に、良いショットとミスの違いが大きくなってきます。
自分の期待したショットとかけ離れたショットが出てしまうわけです。それを続けていると自信を失います。。
でも、300y飛ばすこととは違いますから、アプローチは誰でも向上することができます。
パターが打てれば、アプローチも打つことはできるのです。
苦手な部分を克服して、自信を持てるようにしたければ以下の順序でステップを踏んでみましょう。(このステップは、とくにアプローチ専用ではありません。すべてに通じます)
1,どうなれば成功できる状態なのか?を知る
2,自分のスイングのズレを“全て”知ること。
全てとは、セットアップ(グリップ、姿勢、ボール位置、方向、重心や体重配分)、バックスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーも含めて全てです。
3,動きの中でズレている部分のうち、バックスイングでのクラブの動きをズラしてしまっている要因がどこにあるのか?を知る
要素は、たった2つです。体の使い方か、腕(腕、肘、手首)の使い方。
4,バックスイングのズレの始まりの部分(原因)を直す
5,理想型(スイング全体)と自分のスイングの違いを知り、正しく動いた時の「感覚的な違和感」を知る
6,確実に「成功」できるやり方で反復練習する
7,自信が付くまでやる
やり切ることが大切です。
「これだけやったから大丈夫!」と思えることが、自信を持てる状態なのです。
アプローチやパターであれば、スイングの大きさが小さいので比較的修正しやすいです。
ドライバーなどのフルショットの場合は、自信が無ければ、自信が付くまで部屋で型の練習をしましょう。
いずれにせよ、たくさんやると、あるところで「壁」を超えます。
そうなれば、自信を持てる状態になれます。
何かを会得したいならば、小さな成功を積み重ねましょう。
少しづつでも、どんなに小さなことでもOKです。
何かに自信を持てるようになると、他の事もすべてが「できそうな」気がしてきます(笑)
そう成れれば、あなたも強いゴルファーです^^
迷路に入り込みそうな方は、いつでもご相談下さい。
では、今週も頑張っていきましょう!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida