vol.233 ありがとうございました



今年も残すところあと4日

大変な年でしたが、あなたにとってはどんな年でしたか?


私は相変わらず、安定して上手く打てるようになるためのコツをお伝えする毎日でした。


ゴルフスイングは人によって様々ですし、癖や体格、体力、性格などもみな異なります。


上手くなる為の方法は決して一つではありません。

色々な角度からアプローチして最も自分に適した方法で向上を目指していければいいのです。


私たちインストラクターは、スイング技術はもちろんのこと、メンタル、フィジカル、ギアなど、ゴルフに関することは常に情報を収集し、適切なアドバイスを行えるように努めています。

スコアは、最終的には総合力で決まるからです。


今日はレッスンの時に私がどんなことを考えてレッスンをしているのかをお伝えしたいと思います。

そうすることで、アカデミーでレッスンを受けていただいているあなたが、もっと効率よく上手くなるために、どの様にレッスンを利用していただいたら良いかが分かると思うからです。



私がレッスンで大切だと思っていることは、レッスンを受けていただいている方の頭の中を理解すること。


どんな風に感じているのか?

何を考えているのか?


どんなに良いアドバイスをしたつもりでも、それが伝わっていなければ何の意味もなさないからです。

みなそれぞれ自分なりの考えやこだわり等色々お持ちです。


そう言った中には必要のないこと、スイングに良くない影響を与えていることなども少なくありません。


ですから、できる限り色々とお伺いして、その方の意図やイメージを知りたいと思っています。


ときに私がまったく想像もしないような事を考えていらっしゃる場合もありますし、お話ししたことを意図したことと全く違う解釈で理解されてしまう方もいらっしゃいます。



ですから、できるだけたくさん会話を交わして、その人の事を理解することが、最大限に効果的にアドバイスをするために大切なことの1つだと考えてやっています。


あなたがもし、誰かにアドバイスをもらっていて、それでもなかなか「安定して上手く打てない」としたら、

「取り組みが間違っている」

「正しく実行していない」

か、

のどちらかです。


うまく行かないことを続けるのは時間の浪費になりますから、色々と質問したり、聞いたりして、ご自分の感じている事を全てさらけ出してみて下さい。

そうすれば、より良い打開策を見つけられる可能性が増していきます。



長くレッスンをしていると、「これは当然分かっているでしょう」というような事を説明するのを怠ってしまうことがあります。

実はそれが、とても大切なことで練習をしていることを上手くやるための“前提条件”だったりすることがあります。

私も人間なので、そういう大切なことを念頭に置いてやっていないと言うことを「ついうっかり忘れる」こともあります。


何かうまく行かない場合は、お互いに没頭しすぎている可能性もありますので、「言われた通りやっても上手く打てないな」と感じたら、「休憩します!」と申し出て下さい(笑)



また私たちは “常に” なんとかして「上手く打てるようにしてあげたい」と思っていますが、アドバイスが上手く働かないと、なんとかしようともがいていきます。

そんな時はレッスンを受けている生徒さんもおそらく「苦しい」状態です。


そんな状況を打開するのは、お互いの “視野” を広げることです。

たいていは、何か大切な事を忘れていたりすることに気付けないだけだったりするのです。


何か感じることがあれば、

「これってこうしても良いですか?」とか

「こんなイメージでも良いですか?」などご自分なりに出来そうな、あるいは感覚をつかめそうなものがあれば、遠慮なく仰って下さい。



それとテーマを変えて取り組む場合、その前にやっていたことは忘れて下さい。

上手く行かなそうならば別のテーマでやれば良いのですが、

最初にやったこと、

次にやったこと、

その次にやったこと

と同時にいくつもの事を考える必要はありません。


練習では常に1つのテーマに集中です。



何かを身に付けるのには、一朝一夕というわけにはいきません。

しかしながら、ゴルフスイングのインパクトはちょっとしたことで、大きな変化が起こります。

かのハービー・ぺニックは、その著書の中で「ゴルフの薬は効きすぎる危険がある」と記しています。

確かにその通りです。

良い方に働けば良いですが、逆もあります。


師匠レッドベターは、

「ちょっとした違いで大きな効果を生み出せ」と我々に伝えています。


定着するまでには時間がかかっても、修正の効果は数球で出るものなのです。

もちろん人によっては、慣れない動作をやっているし、「良いのか悪いのか」の判断がすぐに付けられない方もいらっしゃいます。


ですが、効果があるのかどうかは、自分にとっての大きなミスが出ないかどうかですぐに判断ができます。

しばらく打っても今までのミスが減る兆候がないのであれば、それはテーマを変えるか、やり方のイメージや度合いを変えなくていけないのです。



私達も神様ではないので、処置が適切ではないことがあります。

そんな場合に、無理して打ち続けても上手くいかないので、「何かおかしい、上手く出来ない」と感じたら遠慮なく仰って下さい。


コミュニケーションを上手く図って、最適な練習を見つけて行けるようにできれば、時間を最大限に有効に生かしていけます。


本当にあなたのスイングを向上させられるポイントはせいぜい1つか2つです。

その究極のポイントを早く見つけて、ひたすらそれに取り組むことが一番大切です。


それにより、1度しか打てないプレーで安定して良いショットが打てるスイングに向かって着実に前進して行くのです。



さて、このレターも今年最後です。


私が直接レッスンをさせていただいてない方にも、このニュースレターを読んでいただいてますが、あなたのご愛顧あってのアカデミーです。


1年間、本当にありがとうございました。


年末年始にお時間があれば、ご自身のゴルフを見つめ直してみてください。

そして、可能ならば目標を立てて、それに向かっていくことです。


ゴルフはとても難しいスポーツです。

向上を目指していくことを止めた瞬間から進歩が止まります。

そして年齢とともに少しずつ退化していきます。

それでも偶然の良いプレーも出ますが、平均点は変わりません。


偶然ではない本当のナイスショットと安定したスコアアップのために来年もコロナに負けずに頑張って行きましょう!!


それでは良いお年をお迎えください。



本当のナイスショットと安定したスコアアップのために

A.Ishida