
寒いですね。。
嵐山はこの時期、朝-5度くらいに。。
さて、冬はボールが飛ばないと聞きますが、実際はどうなのか?を調べてみました。
1番納得できたのが下記です。
「
気温と空気の密度が関係しています。
打ち出されたボールは空気の抵抗を受けるわけですが、気温が低くなるほど空気の密度が高くなり、その分抵抗も大きくなります。
すると、ボールもより大きな空気抵抗を受けて飛ばなくなる・・というわけです。
「分かりやすい例では、熱気球が空中に浮くのは、暖められた空気の密度が小さくなるから、浮き上がるのです。ボールの場合は、冬場で0度近くまで下がると、空気抵抗が大きくなり、10ヤード以上飛ばなくなります。」
」
というもの。
これに加えて気温が下がるとボールが固くなり、反発などのボール本来の性能にも影響します。
実験の正確性には疑問が残りますが、雑誌やYouTube等では、温めたボールと冷やしたボールを打ち比べるような実験もありました。
これらの実験では、温めたボールの方が飛ぶという結果になっています。
*おすすめは、前の日から部屋に置いておき、当日はポケットに入れておく方法。
これだとボールが冷えないから飛ぶそうです^^
クラブフェースやヘッド性能も温度により差が出るという調査もありました。
何人かのプロゴルファーにも聞きましたが、やはり皆「冬は飛ばない」と言っています。
私自身の体感でも1クラブ以上飛ばないことがある気がします。
ボールやクラブ、空気等の物理的要素以外にも、
・寒くて体が動かない
・厚着で体が回らない
などの影響もありますね。
「 結果 」
色々と照らし合わせてみると冬は、普段よりも飛距離が出ない可能性が高いという事ですね。
プレーのことを考えると、飛ばないのであれば、その分クラブの番手を上げて打てば良いのですが、どの程度飛ばないのか?は、判断が難しいところです。
ただそれは、ピンの近くに打てる人以外には、あまり関係ないですが。
ドライバーが飛ばなくなると、2打目に持つクラブが大きくなり、その分スコアを悪くする可能性が増してしまいます。
冬は、その他のシーズンと比較して、他にも難しい面がありますね。
・フェアウェー、グリーン、ティーインググラウンドなど、凍っていると余計な手間がかかったり、ボールが跳ねてしまったり、バンカーだとホームランオンリーでお手上げ。。
・芝が薄くてザックリ
・風が強くて少しのミスがとんでもないミスになってしまう
・枯葉が多いとボールが見つからない
・(個人的には、私は指がひび割れしてしまい超痛い)
などなど。
逆に、冬だとラッキーな面は何でしょう?
・ラフが深くない
・芝が薄いのでグリーンまでけっこう距離があってもパター等の転がしが使える
・フェアウェイが凍ってると跳ねて飛距離が出る
・グリーンのメンテナンス状態が良い可能性が高い(ただ夜凍ったのが昼に溶けて柔らかい状態だとあまり良くないですね。。)
・あまり汗をかかないから、汗でグリップが滑ったりすることが無い。
・雨が降らないので、レインウェアを着なくてすむ(笑)
・ゴルフ場が空いていてお風呂に、のびのび入れる(笑)
・お昼のラーメン、鍋などが美味しい(笑)
などなど。
冬は芝が茶色くなって気分も盛り上がりに欠けますね。。
スコアを落としたくなければ、普段と異なる状況である認識をもって対応することです。
どういう風に対処するのか?
先週も書きましたが、それを知っているだけでスコアロスも最小限に収められます。
「寒い寒い」と言いながら、あるいは、「晴れていると暖かいよね」とか「風さえなければ」など色々と言われますが、なんやかんやと結局は、冬でも楽しくてプレーしてしまうのですよね(笑)
ゴルファーはいつでもプレーしたくて、いつでも良いスコアを出したい生き物なのですね。
上手くなりたい方へ
寒い冬こそ練習して上達するチャンスです。
試合などが無いこの季節に基礎をしっかりと確立しましょう。
いつもいつも異なったポイントで練習しないことが大切です。
自分の弱点を自分でしっかりと覚えて、この冬で完全に解消しましょう!
今週は、この辺りで。。
来週は、本年最後のレターです。
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida