
安定して上手く打てるようになって、もっと良いスコアを出したい!!
あなたにも私にも共通する願いですね。
そのために、高いお金をお支払いいただきアカデミーを利用していただいていたり、ご自分で練習したり、別のレッスンを受けたり、DVDを買ったり等々、色々と労力を使っておられることでしょう。
上手く打てないと
「どうしたら良いのだろう?」と思うのが普通で、
「何とか解決したい」つまり
=上手く打ちたい! となります。
ちなみに、あまり変わらないと分かってはいても、つい新しいクラブを買ってしまうのも理解できます。
ワクワクしますからね。
さて、プレーの時のミスショット
とりわけ、大きくミスする時のスイングは、その時にどの様に感じたとしても、いつも同じようになっていることを理解しましょう。
例えば、ダウンスイングで体がボールのほうに突っ込んでしまう人は、どんなに
「突っ込まないように」
していても、プレーしていると何度かは、「あっ!!、しまった!」と言うことがあるものです。
もし打った時に異なった感覚がしても、大きなミスをした時は、やはり突っ込み現象が出ていると言うことです。
自分のスイングのクセは、どんなに意識して直そうとしていても、1度しか打てないプレーでは必ず出てしまうものなのです。
その時々で、感じることは異なることも普通のことなので、色々な問題があると勘違いしてしまうことも、よくあることです。
ミスが出ると、「どうしてだろう?」「どこが悪いんだろう?」
となり、それが競技だったりすると、より「もっと安定して上手く打ちたい!」と言う思いが強くなります。
本当に安定して上手く打てるようになりたければ、浮気してはいけません。
つまり、自分のスイングのクセ、それも1番の根源的なクセを覚えて、ミスが出たら必ずそれが顔を出したと認識して、いつも同じ点を修正することを心がけていきましょう。
日替わりメニューでの練習は、結局効果が出せません。
自分のスイングのクセは、クセだからゆえにいつも同じなのです。
ですから、いつも同じポイントについて練習することです。
昨年私がレッドベターに会った時も、その時レッスンを受けていた人に「忍耐だ」
と言っていました。
辛抱強く、粘り強く、同じことを練習し続けましょう。
インパクトゾーンで、再現性が高い動きを身につけることが大切ですが、それを出しづらくしているのが、自分のクセです。
それを知り、どういう風に動けば問題が減るのか?
それを把握して練習することです。
突っ込むからと、「突っ込まないように」と言う対処は、ほとんど上手く行きません。
【何か良くないことを避けるように】
ではなく
【こういう風に動けば、悪いクセが改善する】
そう言った方法で取り組みましょう。
自分の根源的なクセを解消するために、色々と取り組むのは良いですが、表面的な現象
特にインパクトゾーンを直接変えようとする方法に浮気するのは避けましょう。
何度も打てる練習では良いかもしれませんが、1度しか打てないプレーでは、決して安定して良いショットを出すことはできません。
本当に上達したければ、浮気せずに取り組むことです。
それが必ずあなたのゴルフを向上してくれることを保証します。
「忍耐です」
今週も最後までお付き合いありがとうございます。
コロナ、熱中症にお気をつけください。
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida