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vol.215 浮気していませんか?



安定して上手く打てるようになって、もっと良いスコアを出したい!!


あなたにも私にも共通する願いですね。


そのために、高いお金をお支払いいただきアカデミーを利用していただいていたり、ご自分で練習したり、別のレッスンを受けたり、DVDを買ったり等々、色々と労力を使っておられることでしょう。


上手く打てないと

「どうしたら良いのだろう?」と思うのが普通で、

「何とか解決したい」つまり

=上手く打ちたい! となります。


ちなみに、あまり変わらないと分かってはいても、つい新しいクラブを買ってしまうのも理解できます。

ワクワクしますからね。


さて、プレーの時のミスショット

とりわけ、大きくミスする時のスイングは、その時にどの様に感じたとしても、いつも同じようになっていることを理解しましょう。


例えば、ダウンスイングで体がボールのほうに突っ込んでしまう人は、どんなに


「突っ込まないように」


していても、プレーしていると何度かは、「あっ!!、しまった!」と言うことがあるものです。


もし打った時に異なった感覚がしても、大きなミスをした時は、やはり突っ込み現象が出ていると言うことです。


自分のスイングのクセは、どんなに意識して直そうとしていても、1度しか打てないプレーでは必ず出てしまうものなのです。


その時々で、感じることは異なることも普通のことなので、色々な問題があると勘違いしてしまうことも、よくあることです。


ミスが出ると、「どうしてだろう?」「どこが悪いんだろう?」


となり、それが競技だったりすると、より「もっと安定して上手く打ちたい!」と言う思いが強くなります。


本当に安定して上手く打てるようになりたければ、浮気してはいけません。


つまり、自分のスイングのクセ、それも1番の根源的なクセを覚えて、ミスが出たら必ずそれが顔を出したと認識して、いつも同じ点を修正することを心がけていきましょう。


日替わりメニューでの練習は、結局効果が出せません。

自分のスイングのクセは、クセだからゆえにいつも同じなのです。


ですから、いつも同じポイントについて練習することです。


昨年私がレッドベターに会った時も、その時レッスンを受けていた人に「忍耐だ」

と言っていました。


辛抱強く、粘り強く、同じことを練習し続けましょう。


インパクトゾーンで、再現性が高い動きを身につけることが大切ですが、それを出しづらくしているのが、自分のクセです。


それを知り、どういう風に動けば問題が減るのか?

それを把握して練習することです。


突っ込むからと、「突っ込まないように」と言う対処は、ほとんど上手く行きません。


【何か良くないことを避けるように】


ではなく


【こういう風に動けば、悪いクセが改善する】


そう言った方法で取り組みましょう。


自分の根源的なクセを解消するために、色々と取り組むのは良いですが、表面的な現象


特にインパクトゾーンを直接変えようとする方法に浮気するのは避けましょう。


何度も打てる練習では良いかもしれませんが、1度しか打てないプレーでは、決して安定して良いショットを出すことはできません。


本当に上達したければ、浮気せずに取り組むことです。


それが必ずあなたのゴルフを向上してくれることを保証します。


「忍耐です」



今週も最後までお付き合いありがとうございます。

コロナ、熱中症にお気をつけください。



本当のナイスショットと安定したスコアアップのために

A.Ishida




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