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vol.208 プロがプロになれた理由



今日は、あなたがもっと上達するためのヒントとして、プロがどの様に上手くなったのか?

をお届けします。


いくらプロとは言え、ゴルフを始めた瞬間から全て上手く打ててナイスショットを連発しているわけではありません。


たいていは、子供の時に初めてクラブを握り(例外もありますよ)、最初は見よう見まねでスイングして、何度も失敗を重ねて、だんだん上達してきたのです。



はじめは、親やプロなどに教えてもらい、悪い形(スイング)を変えて、なんとか当たるようになっていきます。


何度やっても上手く打てる(当てられる)ようにならない人もいます。そういう人はプロにはなれません。


上達する人、つまりプロになれた人は、自分の問題やズレなどなんとなく「察知」して、「もう少しこうしたら当たるのでは?」と思い、それを試すのです。


そして、それがダメならば「では、これではどうか?」とまた別のことを試してみます。


そうこうするうちに、「おっ!!これだ!!」と言う具合になり、上手く打てるようになっていくのです。


もちろん他人に指摘されて、向上する場合もあります。


いずれにせよ、


上手く当たらない → 何かおかしい → なんでだろう?


で止まってしまうことがありません。


上手く当たらない → 何かおかしい → なんでだろう? →

「これか?」「あるいはこれか?」「もしくはこれか?」

→「これだ!!」


となるのです。


こういう風にして、自分のスイングや動作を感じながら取り組むのです。


もう1度言います


こういう風にして、自分のスイングや動作を感じながら取り組むのです。


実際に、理想的な対処かどうかは別として、とにかく上手く当てられるようになるまで工夫し続けて、その結果、向上していきます。


もちろん上手くならずにプロになれない人でも、何かおかしいけれど、なんでだろう?で終わってしまわずに、一生懸命取り組む人もたくさんいます。


しかし、決定的な向上ができずに目指すレベルには到達しないのです。


プロになれるかどうかにおいて、スイングが理論的に良い、良くない


こういった違いはあまり関係ありません。


なぜかと言えば、あまりにもズレていると当たらない、あるいは確率が悪くなりますが、それを他の部分で補って上手くインパクトできるようになっていくことができる人がプロになれる人だからです。


「ハンドアイコーディネーション」という言葉を聞いたことがありますか?


意味が分からない人は、調べてみましょう。


プロは、これが優れている人なのです。


これを上手く使って、あるいは、向上させてきた人がプロなのです。


私は個人的には、この「ハンドアイコーディネーション」という能力が優れているかどうかは、才能による部分が多いと感じています。


努力して向上することもできると思いますが、私の見てきた多くのプロ、あるいは本当の上級者は、みなこの能力に長けていると感じるからです。


プロと言う頂点を極める人は、やはり才能に恵まれている部分が必ずあるのです。



しかしあなたは、自分には才能が無いと、あきらめる必要はありませんよ。


感覚で補えない部分は、「型」で補うこともできるからです。


しかしながら最終的には、型、つまりスイングを理論的に良くしたとしても、それを利用して狙った所へ打つ能力を向上しなくてはなりません。

これにはたくさんの努力と工夫が求められます。


誰にでもできます。

しかし正しい努力と工夫の方法は、知っている人に聞くのが一番手っ取り早いです。

自力で取り組むと時間を浪費して、結果を出すことも難しいことが多いものです。


自力で向上できない人、あるいはその限界を感じている人は、

専門家の意見を聞きましょう。


そして自分にできることのレベルを向上し、自分にはできない事はその方法を聞いてやり方を覚えれば良いのです。


あなたは、必ず上手くなれます。



では、今週も最後までおつきあい、ありがとうございました。



引き続きご自愛ください。



本当のナイスショットと安定したスコアアップのために

A.Ishida

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