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vol.207  良いスイングをすぐ忘れちゃう



良いスイングの感触をつかんだと思ったのに、すぐに忘れちゃう。。


よくあることです。。


偶然上手くできただけの場合は、効果はあまり持続しないものですが、本当に良いことをつかんでも、


「あれ!? どうやってスイングするんだっけ??」

とすぐに忘れてしまうものです。


実際には、忘れるというよりは、今までのスイングの癖に戻ってしまうだけなのですが。


なぜ、なかなか良いスイングが定着しないのか?と言えば、答えは簡単です。


新しい癖をつけるところまで練習していないから。


理想は、頭で考えなくても良い動作(スイング)になる事です。そうなれば、1度しか打てないプレーでも自分にとっての良いスイングでプレーする事が可能になります。


とくに、月例やその他競技に出ている方など試合で良いスコアを出したい場合は、プレッシャーのもとでも再現できるスイングが必要ですね?


経験者は分かりますが、試合などのプレッシャーがかかった場面では、本当の自分が出てきます。

どうやって振るのか?「完全に忘れちゃう」「何もできない」という事がありますが、それこそ “忘れちゃう” のではなく、「まだキチンと出来ていない」のですね。


大事な試合などでも結果を出すためには、普段から常にゲームのプレッシャーの中でも再現できるスイングを練習しなくてはなりません。


極限状態になると、もっとも自分にとっての嫌なミスが「顔を出して」きます。


自分にとっての嫌なミスは、普段の練習やプレーから「全く出ない」ようになっていないと、必ずと言っていいほど緊張した場面では「顔を出してくる」ものです。


“これさえやれば絶対に”


左に行かない

先っぽに当たらない

シャンクしない

スライスしない

トップしない

等の効果を得られるヒントを、決して忘れることなく「頭に叩き込んで」おきましょう。


そして、普段からどんな時もそれを「繰り返し」練習し、大事な大事な場面で、自信を持ってのぞめるように準備を怠らずに繰り返しておきましょう。


今は、コロナもあって、練習やレッスンも行きづらい時ですが、こんな時だからこそ自分のスイングを整理整頓し、やるべきこと、やらなくてはいけない事を絞り、もっとも出してはいけないミスの出ない「次のレベルのスイング」を身につけるべく頑張っていきましょう。


ちょっとしたヒントで良くもなり、少しのズレで最悪の調子にもなるのがゴルフですね。


決してあきらめずに「できるまでやった人」だけが、最終的な勝者となれるのです。


あなたのスイングが向上する事を、本当に願っています。



今週も最後までお付き合いありがとうございました。


まだまだコロナも安心できない状況なので、引き続きご自愛下さい。



本当のナイスショットと安定したスコアアップの為に

A.Ishida





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