
「このホールはどうも構えづらいんだよな。。」
「~さん、どうぞ!」
「アッ!!」
「フォア~!! もう1球お願いしまーす」
「やっぱり。。」
このようなパターンになるホールがありますね。
今日は、苦手なホールの攻略について
特定のホールに来ると、右や左の池やOBに行きそう、手前の池や崖に落としそう、ミスが出そうと思うのは、過去にミスをしているからです。
初めてプレーするコースでは、何の先入観もありませんから見た目的にプレッシャーのかかるホール以外は何の感情もないのが普通です。
(そもそも調子が悪いとか当たらない等は別として)
でも、1回でも大きなミスをしたホールにくると、その時の事が思い出されてきて
「あっ、このホール、前にミスしたな。。」
となってしまい、自分で自分にプレッシャーをかけてしまいます。
このように苦手なホールと言うのは、過去にミスをした、あるいはOBや池などペナルティーを科せられる場所が、自分がよく出すミスと一致しているという状況が生み出すものです。
という事で、苦手ホールを克服するには、
・大きなミスを減らすための技術的な面を向上すること
・精神的な対処を身につけること
がポイントになります。
やるべきことを順番に挙げると
1)そもそもペナルティーを科せられるほどの大きなミスが出づらい、あるいは、なんとか出さずにすむスイングの技術を身につける
2)練習場でそのホールを想定してプレーしてみて、ある程度「大丈夫だ」という自信をつける
3)プリショットルーティンを確立し、目標に集中できるようにする
4)実際にそのホールにきたら、ミスの原因となる技術的問題を思い返し、自分の「やりたい」スイングのイメージを素振りで行う
5)おまけの工夫をする
6)プリショットルーティンを守って打つ
となります。
ではそれぞれをチェック
1)どんなに精神的に安定していても、チョロを打てば目の前の崖に落とすし、スライスすれば右のOBに行ってしまいます。
まずは、大きなミスを出さずにすむ技術的ポイントを知り、その練習に励みましょう。ナイスショットは必要なく、とりあえず次に打てるところへ飛ばせればよいのです。
ですから、少しだけスイングの方法を変更し、なんとか大きなミスが出ない方法でスイングすることです。(これはそんなに大変なことではありません。誰でも1回の良いレッスンですぐに身につけれらるでしょう)
2)練習場で1Wなどを持ち、コースの映像を思い出し、あの柱より右に飛んだら池、OBなどとご自分で設定して打ちます。
1球打ったら、少なくとも1分は間隔を開けてください。できれば次のアイアンやFWを打って、アプローチをして、それから再度やり直すことです。
続けて打てば誰でも上手くできますが、本番では1球しか打てないのです。ですから練習からその1球のプレッシャーを感じてやりましょう。
3)打つ前の手順も、これが無い人は練習して身につける必要があります。そもそも「プリショットルーティーン」って何?と言う方は検索して勉強してください。
4)良いイメージを脳に刻んでから本番に臨みましょう
5)例えば、右に飛ぶ危険があるならば、ティーインググラウンドの右端にティーアップし、左に向けて打つ。チョロが出るなら、ティーアップを高くするなど、その場ですぐにできる対応で自分のミスを減らす工夫をすること
6)最終的には打つ前に「ミスが出そう」という思いを抱いたとしても、打つ瞬間には、「あそこに打つ!」という事にどれだけ集中できているか?
それがポイントになります。
どんなに技術が良くても「失敗しそうだ」と思って打つと失敗が出てしまします。
以上です。
苦手なホールに来て、何の対策もせずに「あっ、やっぱここに来るとミスるなぁ~」とミスを繰り返すようなことは、避けたいものです。。
今週も最後までお付き合い、ありがとうございました。
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida
追伸:
コロナで不安が増しています。早く解決して欲しいですが、難しい状況ですね。。
外出を控えておとなしく家でコロナビールでも飲んでおこう。。
皆様もご自愛ください。