
おはようございます
冬ですね。。ボールも飛ばず、コースによってはグリーンもカチカチで。
こんな季節にやらなくてもいいのにと、思う方もいらっしゃいますね。
実際「冬はお休み」の方も多いですが、季節など関係ない方は必ずプレーに行ってしまいます。
今日は、あんまり熱心じゃない、練習したくない、たまに行くプレーで上手く打ちたい、という方に即効性のあるアドバイスをいくつか差し上げます。
これを読んで次のコンペで入賞したら、私にお昼でもご馳走してください(笑)
対処(1)
右へのミスが多い方(100以上打つ方)
・クラブフェースをかぶせて(閉じて)グリップを握る
⇒とりあえず右に飛ぶのを減らせますが、左に飛ぶ可能性があることを考慮してください
左へのミスが多い方(100以上打つ方)
・上記と逆です
対処(2)
右へのミスが多い方(90台)
・左手のグリップを今よりはストロングにする(どうするの?と言わず調べてください)もっと指の方で握るのです。
左へのミスが多い方(90台)
・右手のグリップをかなりウィークにする。それで足りなければ、対処1と組み合わせてください
対処(3)
右へのミスが多い方(80台~70台)
スイング軌道がアウトサイドイン(スライス)
・対処2+バックスイングでしっかりと体(腰、肩など)を回す。
スイング軌道がインサイドアウト(プッシュ)
・ダウンスイングからフォローにかけて、しっかりと体を回転すること。左にひっかけそうなくらい回転しましょう。実際にひっかけたら、フェースを返さないように手を使わずに回転してやればOKです。
左へのミスが多い方(80台~70台)
・インテンショナルフェードを打つこと(クラブフェースをやや開いてアドレスして、インパクトで手を返さずに、体を思い切り回転して左へ振り抜いていくこと)
対処(4)ダフリ、トップが多い人*試すのはどれか1つだけにしてください
・アドレスでボールを右足よりに置く
・軽くグリップし、腕はリラックスさせて(ふにゃふにゃにしておいて)、胸やお腹を回転してスイングすること(バックもフォーワードもです)
・クラブヘッドのソール(底の部分)で芝をこするように努める(この時も力みは厳禁)その時にクラブヘッドがボールに当たった後に、常識を覆すくらい目標の左へ振り抜くこと。左へ飛んだら、アドレスでクラブフェース開いて構えましょう。おへそが地面を指したまま回転することがコツです。
対処(5)スライス軽減
・地面に水平に体を回転して、クラブも“横振り”のようなイメージにしましょう。グリップは対処(2)の左手のグリップ
対処(6)フック軽減
・対処(2)の右手のグリップ + できる限り柔らかく軽くグリップし、トップで親指がシャフトを下から押さえて、左手首の甲側が折れるようにする
対処(7)シャンク軽減
・かかと体重でボールから少し離れて構える。バックスイングでクラブフェースを開かないようにクラブフェースが地面を向いたまま振り上げていく。その際、グリップエンドを背中側へ動かして行くこと。
ダウンに入ってもかかと体重のまま、グリップエンドを左の腿に突き刺すくらいのイメージで体の近くに振り下ろして、振り抜く。
対処(8)芝が薄いとザックリ(アプローチ)
・パターやUTで転がす
・芝でもバンカーショットをする
対処(8)バンカーからホームラン or ザックリ
・肘をのばしたまま、大きな振り子スイングで全力で(力むのとは違いますよ)砂を打つ(距離は調節しようとしない)
対処(9)3パット撲滅
・朝、早めに行って15分くらいロングパットを練習する。手首は使わずにリズムを一定に。
対処(10)力み軽減
・どうしても、力むならば頭の中で「ふにゃふにゃ」という言葉を思い描いてください。ふにゃふにゃと思えば、ふにゃふにゃになります。
・目を閉じて、グリップを超ゆるゆるにして、素振りをする。その時、クラブの重みを感じて、クラブヘッドの位置を感じること。
目を開いても、同じようにする。ボールを打つときにも同じように、つまり「クラブを力いっぱいボールにぶつける」のではなく、スイングして振り抜くように努める。
距離や方向などは完全に無視しましょう。どこに飛んでも良いと思ってリラックスし、クラブの運動を感じって下さい。
対処(11)当たり損ないのトップ頻発を無くす
・グリップを対処2のストロングに。
・バックスイングを体から離すように外側に上げて、振り下ろす時にその内側を下ろすようにして出来る限り体の近くを振り抜くようにする
対処(12)色々なことを考えない
・1度に複数のチェックは不可能です。1つだけに絞る
・スイングのことは一切考えずに、本能に任せて振るのも良い方法です。考えすぎは厳禁です。
対処(13)クラブをスイングする
・結局のところ、ボールを打つのはクラブです。クラブに仕事をさせましょう!!クラブヘッドを感じて、リラックスすること。手元ではなく、ヘッドを振ることです。
対処(14)狙う
・打ち方のことを考えて、目標に打つスポーツだという事を忘れていませんか?右へ曲がるならば左を狙い、左へ曲がるならば右を狙う。出るショットを駆使して目標へ打てば良いのです。スコアカードにはどれだけ素晴らしいショットだったかは記載されません。
対処(15)できることをやる
・できないことを上手くやろうとしても「できません」。自分ができることだけを利用して、目標に近づけましょう。
対処(16)おまけ
・すべてのショットでフルショットせずにコントロールショットを打つ。ハーフスイングやスリークォーターで打ち、距離は飛ばさずに狙った方向に全力で打つ。大きなミスが出ないと良いスコアが出るという事実を理解しましょう。
以上です。
少し試して、上手く行かなければ合っていないと思って即やめましょう。無理に実施することではありません。
ちょっとしたヒントで、上手く打てるようになることがあるのも、ゴルフの良い面ですね。
是非プレーを楽しんできてください。
本質的に良い当たりを出すには、自分にとっての究極のヒントを得ることです。
そうすれば、コンペだからと慌てて前日に練習場へ走ならくても、余裕を持って臨めますし、変なヒントに惑わされることもなくなり、精神的にも安定してゴルフに取り組めるようになるでしょう。
自分を知り、正しく対処することです。
今週も最後までお付き合いありがとうございました。
追伸:明日ゴルフだから今晩は練習場に行かないと。少し右に行くから明日はチェックポイント1と5と7だな。これで完璧!!(な、はず。。)
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida