
間違って、「まへんか?」と入力したら、なかなか面白かったのでそのまま行きます(笑)
もっと上手く成りたいと練習してる人?
と、これを読んでいただいている方々に伺ったら、手を上げる人は、だいたい半分くらいでしょうか?あるいは2/3、3/4、それ以上??
ではその中から、「明確な目標がありますか?」と聞いて、答えが帰ってくる方も少なくないでしょう。
皆、何かしらの目標を持っているものです。
このニュースレターに登録されている人は2000人位ですが、メールを開封して読んでいる人は500人くらい。
読んだからと言って上手くなるわけではありませんが、少なくとも上達するための方向性くらいはつかめるはず。。。(であって欲しい。。)
表面的で、非常に浅いアドバイスが溢れかえっている中で、少しでもマシな情報をお届けしたいと思って毎週お届けしていますが、それでも全員に読んでいただけるわけではありません。
4人のうち3人は興味が無い
と言う事ですね。
実際に統計を見ると全ゴルファーのうちで、
本当にゴルフが上手くなりたい!!
今の状況をなんとかしたい!
と思って行動に移している人の割合は3割~4割程度です。
あとの人たちは、練習はせずにプレーするだけのゴルファーです。
いつもレッスンをご利用くださっている方は、別のスクールに行かない限りは読んでいただいていると思います。
また、レッスンにいらしたことの無い方でも、上手くなりたい!
と言う想いのある方は読んでいただいているでしょう。
今日は、いつもレターを読んでいただき、上達したいと向上心のあるあなたに、練習を効率良く行う方法を紹介します。
ゴルフの状況は人それぞれ様々ですが
大多数の人は、
練習場に行って、ボールを打つ
レッスンを受ける
ことで上手くなると考えていますね。
何となくいつもの流れで練習場やレッスンに行き、ミスを無くすようにボールを打つ
上手く当たる方法を模索する
これって練習なのでしょうか?
練習であって、練習でない
一応練習したり、レッスンを受けると良い当りも出るし、運動するからある程度満足感は出るでしょう。
しかし、次のプレーで、その練習したことが確実に活かせるのか?
上手く行くこともあるけど、失敗もある
そんな感じですね。
これって上達してませんね?
なぜ、こう言う方法を続けてしまうのでしょう?
答えは簡単です。
どんな方法でやっていても、たまには良くなるし、いい状態が続くこともあるからです。
波があるのがゴルフですし、いつも上手く行くわけではありませんから。
それに向上している確信が無くても、あるいは何もしなくても、痛くも痒くも無いからです
つまり、そのままゴルフをやっていても生活に困るわけでもなければ、病気になってしまったり、何かを奪われてしまうわけではないからです。
何もしなくても、たまには良いスコアも出るし。
なんとなく練習してしまう原因は、人間の性ですから、しょうがないのです。
ですので上記のようなスタイルを責めることはありません。
あまり難しく考えるのではなく、色々な方法で楽しく練習に取り組んでください。
効率よく練習をやりたい方は、練習場やレッスンに行ったらこんな風に試してみましょう。
ボールを打つときに、目的を限定するのです。
1)スイングの事は考えずにやる
2)ショットの結果は、全く無視して動作に全力投球する
3)レッスンで言われたことを数回だけ試してみる
1)どう上げるか?腰が、肩が、手首が、頭が、脚が、など全く無視して、
クラブをどんな風に動かすと、どんなショットが出るのか?を実験して理解しましょう。
そのためには、グリップは、軽く握らなくてはいけませんし、バランスを取らないといけません。
本能で感じ取ってください。
目をつぶり、クラブヘッドの軌道を感じてみましょう。
それを目を開けてやって、どんな風に動かすとどんなショットが出るのか?を実験するのです。
クラブの運動(軌跡)を感じ取ることが出来なければ、決して上級者にはなれませんし、ドローやフェードを打つこともできません。
斜面も上手く打てないし、ライが悪いときはお手上げ、高いボールや低いボールの打ち分もできません。
林からの脱出でも、木に当てるでしょう。
左に池のあるホールで、行きたくないと思っても、引っ掛けて池に打ち込みます。
クラブの運動をコントロールする方法を学ぶのです。
本番で使う技術を練習してください
だれにでも程度の差はあれ、クラブを思ったように動かすことができます。
自分にとっての“ある程度”コントロールできる状態というものを知り、それをプレーに生かせばよいのです。
完璧な動作をしないと良いショットが出ないと思ってしまっている事があります。
そんなことは無いのです。
あまり難しいことをやらずに上手く打って、自分に自信をつける事も練習の1つの目的です。
2)ショットの方向や飛距離、上手く当てること、あるいは距離感など全て無視して、スイングの矯正に全神経を配ってやってみましょう。3)とMIXしてやるのがおすすめです。
これは実際は自分一人でやると効率が悪いので、ビデオに撮り確認しながらやるかレッスンなどで映像を見てもらって確認しながらやりましょう。
見た目と実際の差を知り、どんな風に動くと目指す状態になるのか?をテストするという感じです。
それに加えて、とにかく当たらなくても良いので、形を目指す形にしたらどの様な形になるのか?どの様なショットが出るのか?
そう言ったことを確認することもできます。
そうすることで
「何度も何度も繰り返して、ようやくできる」という状態ではなく、
「留意して上手くできれば即良い動作になる」
あるいは
「悪い癖が減る」
と言う風になる動きを探すのです。
少しの留意で良い変化が出せる動作が見つけられれば、あとはそれを繰り返すことで覚えればよいのです。
自分の癖を矯正するのに「どんな風なイメージが必要か?」
それが分かれば、1度しかないコースでのプレーでも良い効果を引き出せます。
何度も何度も挑戦してようやくできる動作では、「練習では良いけどプレーではできない」となってしまいます。
なぜかと言えば、上手く打てたのがほとんど「偶然」だからです。
偶然の産物は再現することは出来ないのです。
要は、練習で色々と試して、
「ぱっ」とやって、まあまあできる、大きなミスが出ない
と言うような動き方で、再現性のある動作を見つけるのです。
それが見つけられれば、一度しか打てないプレーでも再現することができるでしょう。
さあ、今度練習に行くときは、単にボールを打って、結果に一喜一憂するのではなく、目的を持って取り組んでみましょう。
練習とは本番のプレーで結果を出すためのものです。
プレーで使える技術を、練習で徹底的に身につけるようにしましょう。
(そもそもスイングのどこを治せば良いのかが分からない、今のレッスンを受けていても効果が感じられない、そんな方は是非一度レッスンにお越しください。あなたのお悩み解決の方法をご理解いただけると思います)
では、また来週。
追伸:
昨日は久しぶりにたくさんボールを打ちまくって一喜一憂した石田でした。。。
本当のナイスショットとスコアアップのために
A.Ishida