
今日は、あまり練習できてない、けれど次のコンペや競技などではまあまあなスコアを出したい!
という忙しい方のために上手くプレーするコツについて記します。
コンペや競技等で良いスコアを出すためには、
1)できることだけをやる
2)常に大きなミスを避けることを考える
3)力みは厳禁
4)当日の朝、パット、アプローチ、ウェッジのコントロールショット練習を長めにやる
5)良いイメージを描く
などがおススメの対処です。
1)
その日思い付いたことや、慣れてないことをやっても上手く打てません。
と言うか良いショットもたまには出る可能性がありますが、とんでもないミスが出てしまう可能性があります。
慣れていること、あるいはスイングの事を全く考えずに、とにかく目標方向に飛ばすことに集中しましょう。
もし、普通に打って大きく右に曲がるとしたら、その分を計算して目標のかなり左を狙うこと。
スイングを調整して、真っ直ぐに打とうとしてはいけません。
それをやると予想しないミスを生み出します。
スコアを作るには普通にやって出るショットで目標に飛ばせば、良いのです。もし上手く打てて真っ直ぐ行ってしまっても、弊害がない範囲で左を狙ってください。
綺麗な良いショットでも、大きなスライスでもスコアカード上は、単なる1打です。
2)
今、この状況でスコアを崩す大きなミスは、どんなミスがあり得るだろう?
と考えてから、どんな風に打つかを決めること。
例えば、
アプローチする時に、左足下がりのライにボールがある
→トップしそー
→トップさせないためには?
→パターで転がせばいいか
あるいは、少し上手くなると
トップは出ないけどボールが止められないかな?
→グリーンの手前に落とせないか?
→無理か。ならば高く上げられないか?
→フェースを開く?
→開いた時に出るミスは?
→トップ
→トップしないようにダフリ気味に打とう
→ダフリ過ぎて飛ばないといけないから、少しスイングはしっかりして距離を出すつもりで。
と言う具合です。
人によって出るミスは違いますし、状況によって許されるミスが異なります。
ですから上記はあくまで一例です。
どんな時でも、失敗するとしたらどんなミスが考えられるか?
それを避けるには?
と言う風に判断をしてから、最悪のミスを避けるやり方でやれば、大叩きは避けられます。
3)
力を入れて思い切り打つ
これは壊滅的なミスを誘発します。
そして奇跡でしか良いショットが出ません。
ゴルフの目的はコントロールです。
全力で打って、目標を狙う事はできません。
力まず、飛ばそうと思わず、狙った方向へ打ちましょう。
届かないと思えば、番手を上げればよいだけです。
4)
パットはスコアに直結します。
ロングパットの練習を長めにやって、3パットの危険を排除しましょう。
ショートパットを外すとスコアは出ません。短いパットも多めに練習しましょう。
アプローチでミスすると大叩きです。
とにかく、ダフリトップは出さないように確実にグリーンオンさせればOKです。
ボールではなく、芝を打つこと。力まずクラブヘッドのソールで芝をこすって振り抜きましょう。
バンカーも大たたきの可能性があります。
不安がある人は、腕を伸ばしたまま振り子のようにして、パターのスイングを大きくしたようなイメージでスイングしましょう。
脱出だけは簡単にできます。
50y~70yなど、コントロールするショットをたくさん練習してください。
クラブをどんな風にスイングすると上手く打てるのか?をスタート前に感覚的につかんでおけば、コースで他のクラブでも良いショットを連発できます。
狙って打てば良いのです。
5)
打つ前に、「こんな風なスイングで、こんな感じで振り抜く」のような自分なりの良いイメージ(過去に上手く打てた、今は、こういうスイングだと良いなど何でも構いません)を描いて素振りをし、そのイメージのまま打ちましょう。
脳が良い感覚を覚えているうちに打てば、ナイスショットできる可能性が高まります。
以上
普段練習していないのだから、良いスコアを出したければ少なくとも1時間半は、スタート前に練習しましょう。
競技ゴルファーやプロなどは、プレー前に最低1時間はウォーミングアップに使います。
毎日練習している人でも、スタート前は入念に準備をするのです。
普段できない(さぼっている!?)分、プレーの日くらいは早めに行って準備しても良いのではないでしょうか
あなたの良いプレーを願っています(^^)
ではまた次週に
本当のナイスショットとスコアアップのために
A.Ishida