
どっちのドライバーが良いのか?
どっちのパターが良いのか?
どっちの番手が良いのか?
転がすか、上げるか?
どちらの打ち方が良いのか?
ゴルフでは選択に迷う時がありますね。
どうやって決めたら良いのでしょう?
1)ドライバー
迷うと言うことは、大差ないということですよね?
と言うことは、実際にはどちらでも良い可能性があります。
そんな時は、トラックマンなど数値で結果が出るもので調べてみましょう。
そうすると「大差ない」ことが分かります(笑)
あとはどちらかに「決める」だけです。
もし違いが出たら、より飛ぶ方にしましょう。左右のブレはスイングで修正できますが、飛距離は何もせず飛んだ方が良いですので。
迷っていて失敗してクラブのせいにすることが良くない状況です。
決めて、失敗したらそれは「打ち方が悪い」のです。
自分を磨きましょう。
2)パター
パターは実はクラブの違いが結構出るのです。
・重さ
・シャフトの長さ、位置
・バランス
・グリップ
・クラブヘッドの形状
・ライ角度
打ち方が不安定だと、こういった要素の違いを「敏感に」感じ取ってしまいます。
右に押し出しやすい、ひっかけやすい、距離が合わない、転がらない等
人によりミスが色々出るものです。
まずは打ち方を正すこと
それで「これならば、安定して真っすぐに打てそう」という状態になったら、その時にクラブを打ち分けてみましょう。
そうすると「あんまり違わないなぁ」となります(笑)
しかしそれでも感覚の違いは感じますので、その時点で最も安定して打てそうな物を選べば良いでしょう。
あとは、そのあといくらミスしてもパターを変えようとしないことが大切です。
そこで変えてしまうと上達しません。結局道具のせいにするからです。
道具はあくまで道具です。
大切な要素ではありますから適当でもいけませんが、スライスもフックもシャンクもダフりもトップもチーピンもOBも無くしてはくれません。
道具だけではなく自分を磨きましょう。
3)番手選び
物理的に無理な選択は排除します。
どちらでも打てる場合、コントロールショットを練習していない人は、「力まない」範囲のフルショットで打てる方を選択
スリークォーター等調整できる人は、コントロールして打つ方を選択します。
いずれにせよ「無理に力んで」とか「やったことの無い方法で」スイングすると失敗するのです。
4)転がすか、上げるか?
目的がグリーンに乗せるだけならば、大抵の場合では、転がした方が良いでしょう。
「転がしでは寄らない」
ような時は上げるしかないですね?でも失敗したらどうしよう??
だから迷う?
大きな失敗(ダフリ、トップ)が出ない自信があるならば、上げましょう。
失敗が多い人、転がしましょう。ピンに寄らなくていいのです。ダボ、トリを死ぬ気で避けてください。それがスコアを良くする1つの方法です。
平均で90以上打つ人は、この選択です。
ピンに寄せたい人は、最終的には確率を考えてより良いと思える方を選択しましょう。
分からなければ慣れている方です。
そもそも、転がすか上げるのかの判断が出来ないのは、判断の基準を知らない、判断の方法を理解していないという事ですので、勉強して身につける必要があります。これはそんなに難しいことではありません。
5)打ち方が2種類、あるいは数種類ある
打ち方が「どれが良いのか分からない」
という場合は、まずどれも正解ではありません。
ある時は、あるいは特定のクラブではこの打ち方が良くて、違う時、違うクラブでは、違う打ち方のほうが良いと言うことは、何か特定の問題を少し減らしてはくれるが、本質的にスイングが良くなるようなポイントでは無いということなのです。
スイングを根本的に改善してくれる、どのクラブでやっても上手く打てる打ち方を見つけましょう。
それが「あなたの本当のスイング」です。
それはアプローチでもダフリやトップを減らす効果を発揮し、バンカーショットでも上手く脱出できるようになれるものであるべきです。
スイングを使い分ける器用な人もいます。
しかし、それは自分にとっての本当に良いアドバイスを知らないから、仕方なく自己流でなんとか頑張っているのです。
「今よりももっと上手くなりたい!」
と思うのであれば自分のスイングを改善してくれる本当に大切な「コンセプト」を見つけましょう。
それがあなたを次のレベルへ引き上げてくれます。
以上。
迷った時は、判断材料をもとに、どちらかに決めること。
それで想定以上の失敗が出たら、それはどちらかを選び間違ったのではなく、自分が失敗したのです。
どの選択をしていても同じ結果が出ています。
決めたら迷わず実行する
それで失敗したら反省して、同じ失敗を繰り返さないように練習する
迷うよりも、さっさと決めて実行して、そこから学び同じ失敗を繰り返さないようになりましょう。
ではまた来週。
本当のナイスショットとスコアアップのために
A.Ishida