vol.161成果を出すための考え方


最近、よく感じることがあります。


それは、ゴルフスイングに対する考え方が、混乱していて必要のないことをたくさん考えている方がとても多いということです。


レッスンを受けていただいている方でさえそうなのだから、私たちのレッスンを受けたことがなく一般的な情報にしか触れたことの無い方は、どれだけ混乱しているのだろうと考えてしまいます。


なぜゴルフのスイングについて考えるとき、色々と複雑に考えてしまうのでしょう?



答えは簡単です。

正しいことに触れたことがなく、誰も正解を教えてくれないからです。


このように書くと「正解のスイングの仕方=正しいスイング」のことだと思われる方がいますが、そうではありませんよ。


私が意図しているのは、ゴルフスイングとはどういう物であり、どの様な仕組みになっているのか?スイングを修正するときにどう考えたらよいのか?

という事への解です。


以下のような状況をよく見かけます。

有名だった選手のそれらしいけれど「?」と思う持論(理論とは呼べません)、良い面もあるけど適当なつじつま合わせの説明も多い人気のYouTube動画、流行っている理論、上手い友人の怪しいアドバイスなどを参考に練習する。


それらしく話をしているのでなんとなく納得させられるのですが、取り組んでみても「なかなか上手くならないな~」「ゴルフって難しいな」と感じてしまう。


そして、上手くいっても上手くいかなくても、次から次へと発信されてくる情報があり、また試す、見る、試すの繰り返しで、何が本当に必要なことなのか?に気づけずに、いつも異なったポイントで練習するという状況です。


「この部分がこうなっているのは、ここが悪いから」

「こういう理由で、この様に動けない。だからこうやりましょう」


と説明されれば普通は納得します。


しかしそもそもの「ここが悪いから」「こういう理由」の部分がズレていたらどうでしょう?

上手くいきませんね。



これは何回か前に書いた、「フォロースルーを治したければそこまでの過程を治すこと」

ということと全く同じことなのですが、ゴルフのスイングとはアドレスからフィニッシュまですべてが連続したつながった動作なのです。


インパクトの動きはその前の動作の影響を受けていて、その前の位置はまた更にその前の位置の動作の影響を受けているのです。


ですので、気になる部分を治したければ、その問題が発生してしまっている部分を修正する必要があるのです。


アドレスを修正するだけで、インパクトが変わることがあります。なぜだか分かるでしょうか?


アドレスを変更することで、始動が変わる

→始動が変わることでその後が変わる

→その後が変わることで、トップが変わる

→(同じように続いていく)

→結果、インパクトが変わる


という仕組みです。


ですから、自分のスイングの問題を修正する時には、問題が発生してしまっている原因動作を修正すれば良いのです。

全てつながっていて関連しあっていますから、原因が変わればその後が変わるのです。

つまり、1つ治せばその後の動作が変わっていくのです。


ですから同時にいくつもの事を考える必要はないのです。


バックスイングではここを治し、トップではここ、切り返しではここ、インパクトではここ、フォローではここ


このような考えは必要ないということです。


成果を出す、つまりコースでのプレーで良い結果を生み出せる、スコアが良くなる考え方とは、シンプルであること。

そしてスイングの問題を解消するために、問題の原因を修正する方法であることです。


連続した流れでできているスイング、1つを変えればその後が変わります。

それは逆に言えば、スイングの初期段階での問題点を放置したままでは、それ以降のどこか「1部分」、例えば、インパクトやフォローなどを変えること